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よねざわなみ

Author:よねざわなみ
リアルでマヌケなあみぐるみを作っています。

オリジナルのあみぐるみをつくっています。 化学調味料のアレルギーがあるので、化学調味料フリーのお店や料理も紹介しています。同居している愛カメ「かめちゃん」も時々でてきます。 こちらで販売もしています。 http://www.creema.jp/c/yonezawa http://www.iichi.com/shop/L2176381 http://hands-gallery.com/shop/yonezawanami

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『フェルマーの最終定理』
数学なんて世の中から消えてしまえばいいのに、と思っていた大学受験から二十余年、初めて私が数学に興味を持ったのは4年ほど前のことでした。
その当時、私は哲学史、物理学史、宗教史など、ある学問から歴史を描いた本を好んで読んでいました。
それまで自分が当たり前に考えていたことが、実はそれまでの考え方を土台にして、その時代の要請を受けて変化してきた、その変化の途上でしかない、ということがとても新鮮だったのです。
一つの学問は決して独立したものでなく、他の分野や時代背景と密接につながっていて、1冊読むごとに時代の横糸と縦糸が自分の中でより豊かに、密に織られていくのが、とても楽しかった。

ある時ある本の中で構造主義が数学から影響を受けている、というのを読んで、それはどういうことなのか知りたい、と思ったのがきっかけでした。
そう考え始めると、高校時代に意味も分からず問題の解き方だけを習っていた数学が、いつ、なんのために考えられたものなのかを知りたいと思ったし、きっと数の世界は調和の取れた美しい世界なんだろう、それを体感してみたい、と思ったのです。

それで数学史の本を探し始めたのですが、ほとんどのものが大学の教養課程くらいの知識を前提に書かれていて、高校の数学さえままならなかった私にはとても歯の立たないものばかり。ほとんど外国語でした。
そんななかでやっと出会えたのが、この『フェルマーの最終定理』です。

これは17世紀の数学者、フェルマーが残した謎かけをめぐる、壮大な物語です。
ピュタゴラスからフェルマーにいたる数学の歴史、フェルマーの定理に挑んだ数々の偉大な数学者たち。それぞれ別の時代に生きた数学者と、別の時代に生まれた数学のテクニックが、三世紀を経てフェルマーの定理に引きつけられ結びつけられていく。最後のたたみかけるような展開には、おもわず眠気を忘れてしまいました。

著者のサイモン・シンは、インドからの移民を祖父母に持ち、物理学の研究所勤務を経てBBCに転職、TVドキュメンタリー『フェルマーの定理』をもとに本書を書いたのをきっかけに、サイエンスジャーナリストになったという。秀逸な物語構成や、門外漢にもわかるような説明、登場人物に向ける温かなまなざしは、マイノリティである著者の出自や経歴によるところがあるように思いました。
難しい数式はほとんど出てこないけれど、数学の概念は理解できる。フェルマーの定理自体はあまりにレベルが高くて自分が習った数学の理解を深めるというのとは少し違っていましたが、まさに自分が探し求めていた本に出会えた、という感じでした。
本書に続く『暗号解読』『ビッグバン』も面白いに違いない。

さて、これがあみぐるみにどう関係するかというと直接関係はありません。
でも、数学者というのは自分の美意識にしたがって目標を定め、暗闇の中を手探りで孤独にゴールを目指していく、というのは作品作りに通じているかもしれない。
そして私の作品が「可愛いだけじゃない」と言われるのは、こういう本を好んで読んでいることに関係がるのかもしれません。

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そのほか | 22:43:21 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
がんばりマッスルさん
ほとんどするーだと思っていたので、反応していただいてウレシイ!
コメントをくれたのは、今のところ姉とがんばりマッスルさんだけです(笑)。

そのドキュメンタリーはたぶんポアンカレ予想だと思います。あれも面白かったですね。細かい理論については覚えてませんが、数学者が問題に望む姿勢に心を打たれました。
サイモン・シンの著書は、長いけど物語仕立てになっているので、数式がわからなくても「どんな人がどんな問題に挑んでいるか」は理解できるので、私はお勧めします。

音楽と数学の関わりもあるのですね。
違う分野の学問がつながるのって、一気に世界が広がったようで楽しいですよね。それが楽しくて、知らない分野の本を苦労しながら読んでしまうんです。
2011-11-15 火 20:57:01 | URL | かめのママ [編集]
興味深い~
私も数学は苦手なのだけれど
訳も分からないくせに 興味だけはあって。

以前 テレビのドキュメンタリーで
「フェルマーの最終定理」だったか「ポアンカレ予想」だったか
何だったか それすらも定かではないんだけど
数学者が一度取り組んだら一生をかけて解き明かす・・・
みたいな番組で とっても引き込まれたのよね。

映画「ビューティフルマインド」も確か数学者の話しだったかと。

モロモロ なぜか惹かれます。
私にも読める本があるかしら。。。

あと 音楽方面からの関わりもあって
音楽と数学の関係性なんかも いつかちゃんと学んでみたいなぁ。

ふわっとしたコメントで すまんです。

2011-11-15 火 15:51:35 | URL | がんばりマッスル [編集]
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